- 子犬・子猫を飼い始めたら気をつけたいこと
- お家に行ってからの2週間は体調を崩しやすいので静かな部屋でゆっくり休ませてあげてください。
- お家に慣れたら予防(混合ワクチン、狂犬病注射、フィラリア予防、ノミ・マダニ予防)をしてあげてください。
- 足が長く細い犬種(トイ・プードル、パピヨン等)は特に子供の頃、骨折をしやすいのでソファやベッドからの飛び降りにご注意ください。
- シニア犬・シニア猫のケア
- 老化なのかなと思っていたら、病気が隠れていることもあります。年に1回は健診をおすすめします。
- 寒さや暑さ、環境の変化に対応しづらくなっています。空調など適温に保ってあげてください。
- 食欲・元気・おしっこ・ウンチの状態をチェック。お水をよく飲むなども異常の一つです。
- 混合ワクチンについて
- 初めてのワクチンは約1ヶ月間隔で2~3回の注射が必要です。
- 2年目からのワクチンはその子の体調やライフスタイルで接種を決めていきます。
- ワクチンは健康な状態でうちます。
- ワクチンは午前中の接種をお勧めします。
- 狂犬病ワクチンについて
- 年に1回の接種になります。
- 日本では昭和33年以降発生はしていませんが、アジア・アフリカを中心に毎年およそ55000人もの人が狂犬病で亡くなっています。
- フィラリア予防について
- 蚊が媒介し犬の心臓に虫が寄生する病気です。(日本全国のフィラリア感染犬頭数5707頭 2012年調べ)
- 予防期間は5月~12月、毎月1回のお薬を飲みます。
- 予防を始める前にフィラリア検査(感染の有無)をします。
- 猫にも10頭に1頭の確率でフィラリアに感染しているという報告があります。
- ノミ・マダニ予防について
- ノミ・マダニどちらもペットだけでなく人にも被害をもたらします。
- 予防期間は4~11月、毎月1回予防します。(つけるタイプ、飲むタイプ)、真冬でもノミ・マダニはつくことがあります。(通年投与がベストです)
- 不妊手術について
- 生殖器(子宮、卵巣、乳腺)の病気が予防できます。
- 手術の時期は個体差はありますが、生後6ヶ月位(性成熟前)が理想的です。
- 全身麻酔にて行います。
- 太りやすくなるので、体重管理が必要です。
- 去勢手術について
- 精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫などの病気を予防します。
- 手術の時期は個体差はありますが、生後6ヶ月位(性成熟前)が理想的です。
- 全身麻酔にて行います。
- 太りやすくなるので、体重管理が必要です。
- 犬のお産について
- 初回発情の妊娠は避けたほうがいいです。(犬の生理は約6ヶ月間隔)
- 発情出血を確認したらそこから11~13日目頃が交配適期です。
- 犬の妊娠期間は約63日です。
- 交配をして30日目頃でエコーにて妊娠を確認します。
- 妊娠50日頃から基礎体温をはかります。出産前に体温が約1℃下がります。
- 妊娠59日頃でレントゲンをとります。胎児の数と自然分娩ができるのか確認(骨盤の大きさと胎児の大きさの比較)
- 自然分娩ができない場合は帝王切開となります。(陣痛がはじまり4時間以上でない時など)
- 初乳を必ず飲ませます。
- 3週間~1ヶ月で離乳です。
- 食事について
- 健康の第1歩は食事からです。適切なフードを選んであげてください。
- おやつは控えめに
- 人の食べ物はあげない
- いろいろフードを変えない
- トッピングは控えめに
- 肥満に気をつけてください。ある研究によると適正体重の子は肥満の子より約2年長生きするともいわれています。
- 猫ちゃんを病院に連れてくる時のポイント
- まず大きめの洗濯ネット(網目が細かいもの)にいれる。
- そしてキャリーバッグにいれる。
- キャリーバッグの上からタオル等で覆う。
こうすることにより、少し落ち着いて移動することができます。